世界遺産を学ぶLearn the World Heritage
和歌山県世界遺産センター主催 令和5年度 第1回 世界遺産セミナー
「丹生都比売神社と高野山に見る神仏融合の祈りのかたち」
講師：丹生 晃市（にう こういち）氏 （丹生都比売神社宮司）
世界遺産全般及び「紀伊山地の霊場と参詣道」の理解を深めるとともに、世界遺産の保全と活用について県民の皆さんと一緒に考える場として、第1回世界遺産セミナーを開催します。
| 開催日時 | 令和5年10月1日（日）13:00～15:00 |
|---|---|
| 場所 | 天野地域交流センターゆずり葉 かつらぎ町下天野930 |
| 参加費 | 無料 |
| 募集人数 | 50名程度 |
| その他 | 事前申込み不要。 悪天候により、暴風警報・大雨警報が発令された場合は中止に致します。 |
講演要旨
千七百年以上前、応神天皇により社殿と紀伊山地の北西部一帯の土地が寄進されたと伝わる丹生都比売神社。千二百年前には、弘法大師が、神の山の一部を授かり、真言密教の根本道場として、高野山を開山した。以来高野は、神仏共存の聖地でもある。
ユネスコが日本人の信仰観の源泉があるとし、神道と仏教の融合した文化的景観をユニークと評価した。その自然と共存し、異なった文化を認め、宗教が共存する日本人の信仰観の源泉とは何かを考える。
講師プロフィール
講師 丹生 晃市（にう こういち）氏 （丹生都比売神社宮司）
東京都生まれ。國學院大学文学部神道学科卒業。神社本庁に勤務。昭和60年から丹生都比売神社兼務を経て、平成18年に宮司に就任。累代の惣神主家から九州に分家した血筋に当たる。世界遺産の啓蒙活動や自治体とともに観光推進活動に取り組むなど活動の幅は広範に渡っている。
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